建設業の経営者が「コンサルタントに依頼したい」と思っても、実際にどう進めればいいのかわからない方は多いのではないでしょうか。
本記事では、建設業に特化した経営コンサルタントへの依頼方法から契約締結までの具体的な流れを解説します。
経営コンサルに相談するタイミング
以下のような状況であれば、建設業専門の経営コンサルタントへの相談をお勧めします。
- 利益率が3%を下回っている — 売上はあるが利益が残らない
- 後継者問題が浮上している — 社長が60歳を超え、事業承継の準備が必要
- 人手不足で受注を断っている — 採用・定着・育成に課題がある
- DX導入を検討し始めた — 何から始めればいいかわからない
- 経審P点を上げたい — 公共工事の受注拡大を目指している
依頼から契約までの5ステップ
ステップ1:無料相談・ヒアリング(初回)
多くのコンサルティング会社は初回の相談を無料で実施しています。この段階では、現状の経営課題を率直に共有し、コンサルタントとの相性を確認します。
事前に以下を準備しておくとスムーズです。
- 直近3期分の決算書
- 経審通知書(公共工事を受注している場合)
- 組織図・従業員数・主要工種
- 現在の経営課題(箇条書きでOK)
ステップ2:課題分析・診断(1〜2週間)
ヒアリング内容をもとに、コンサルタントが課題分析を行います。財務分析、競合分析、内部リソースの評価を通じて、改善の優先順位を明確化します。
ステップ3:提案書の提示
コンサルタントから具体的な改善提案書が提示されます。以下の項目が含まれているか確認しましょう。
- 改善目標(数値で)— 例:粗利率18%→25%
- 具体的な施策と優先順位
- スケジュール(いつまでに何をするか)
- 費用と期間
- 期待される成果(ROI)
ステップ4:契約締結
契約書で確認すべき重要項目:
- 契約期間 — 一般的には6ヶ月〜1年間
- 月額費用 — 建設業特化型は月額15万〜50万円が相場
- 成果物 — 月次レポート、改善計画書、KPI管理シート等
- 訪問頻度 — 月1〜2回の訪問 + オンライン相談
- 中途解約条件 — 1ヶ月前通知で解約可能か
- 秘密保持 — 経営情報の取り扱い
ステップ5:キックオフ・実行開始
契約後、最初の1ヶ月で詳細な現状把握と優先施策の実行に着手します。この「初動の72時間」が成否を分けます。
費用相場と契約形態
| 契約形態 | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|
| 月額顧問型 | 15万〜50万円/月 | 継続的な経営改善 |
| プロジェクト型 | 100万〜500万円(総額) | DX導入・事業承継等の特定課題 |
| スポット相談 | 3万〜10万円/回 | セカンドオピニオン |
よくあるご質問(FAQ)
Q: 依頼してから成果が出るまでどのくらいかかりますか?
A: 財務改善は3〜6ヶ月、DX導入は6〜12ヶ月が目安です。初月から小さな改善(原価管理の可視化等)は実感できます。
Q: 建設業に詳しくないコンサルタントでも大丈夫ですか?
A: 建設業は受注産業・重層下請け構造・安全管理など独自の商慣行があるため、建設業専門のコンサルタントを強くお勧めします。
Q: 個人事業主でも依頼できますか?
A: はい。むしろ個人事業主・一人親方の方ほど、経営判断を一人で抱え込みがちなため、外部の視点が効果的です。
建設業の経営コンサルタントの選び方については、こちらの記事もご参照ください。
株式会社アプリバンクでは、建設業専門の経営コンサルティングを20年以上にわたり提供しています。「利益率が上がらない」「後継者がいない」「DXを始めたい」という方は、お気軽にご相談ください。
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